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イベントレポート(1/24(土)昼の部)

ゲスト

監督:楠葉宏三さん、脚本:島田満さん、 キャラクターデザイン:佐藤好春さん、

ロミオ役:折笠愛さん、アンジェレッタ役:川村万梨阿さん

 

1月24日、25日に、紀伊国屋サザンホールでテレビアニメーション『ロミオの青い空』の放送20周年記念上映会が開催されました。

「24日(土)昼の部」の上映会後に行われたアニメ制作スタッフ&キャストによるトークショーのレポートをお届け致します!

登壇ゲストは、監督の楠葉宏三さん、脚本の島田満さん、 キャラクターデザインの佐藤好春さん、ロミオ役の折笠愛さん、アンジェレッタ役の川村万梨阿さんです。

 

アニメ放映からちょうど20年が経過しましたが、皆さん「ファンの方と一緒に『ロミオの青い空』を共有できるイベントを開催できたことを嬉しく思います」と口を揃えてご挨拶されました。 1~8話をご覧になりながら色々思い出されたようで、「重要なキャラクターであるアルフレドのキャラクターデザインは、当初角刈りだった」という、意外な制作エピソードも佐藤さんから飛び出しました(笑)

島田さんは初めてキャラクターデザインを見た時について「ロミオやアルフレドのキャラクターデザインを見てワクワクしました。特にアルフレドは、見た瞬間から彼のお話が頭に浮かんできて!」と当時の思い出を語ってくださいました。

 また、「『ロミオの青い空』で思い入れのあるシーンは?」という問いには、楠葉さんは「8話のロミオが煙突を上った先で青い空を見上げるシーン」と即答されました。タイトルでもある『ロミオの青い空』を表す重要なシーンであり、記憶に残っている方も多くいらっしゃると思います。アニメ化に当たり、「煙突から顔を出した時の空の青さ」あれはロミオ達煙突掃除夫しか手に入らない景色であり爽快感であり、そして辛いシーンが続く時もあのシーンがあることでほっとできる要でもある大切なシーンということを教えて頂きました。

同じく、思い入れのあるシーンについて川村さんは「ロミオと初めてお話しをするシーン、ロミオとのお別れの汽車の場面。彼女が恋をしたんだなって感じるところは毎回特に精一杯演じました。」とアンジェレッタの恋心を語ってくださいました。

 

また、お客様からロミオとアンジェレッタの告白シーンをもう一度再現してほしいというリクエストには、折笠さんと川村さんが即興のサービスを盛り込む形でアフレコを再現してくださり、その後には折笠さん、川村さんが各々のキャラクターの名シーンのセリフを読み上げるコーナーでは、20年前と変わらないロミオとアンジェレッタがそこにいました!!生で聴くロミオとアンジェレッタの掛け合いは感動でした。

 

最後のご挨拶で折笠さんからは、「『ロミオの青い空』は後世に残っていく名作です。このようなアニメに関わることが出来て本当に嬉しく思います。今夜、そして明日の公演も、ファンの皆さんと一緒に全話観られるのが楽しみです」とコメントされ、楠葉さんは「25周年記念、30周年記念もまたファンの皆さんと祝えたら嬉しいです」と今後の意気込みを語って下さいました。

 

『ロミオの青い空』放映後20年たった今でも、変わらないスタッフキャストの皆様の愛情に触れることができ、お集まり頂いた『ロミオの青い空』のファンの方々には幸せな一時を過ごされたことと思います。

 

二日に渡る上映会では、長時間にも関わらず皆さん食い入るようにスクリーンを見つめ、なかには涙を流す方も……。今回の『ロミオの青い空』上映会は"同窓会のような時間"をコンセプトに開催いたしました。御来場頂いた皆様が、懐かしい空気を共有できてる心温まるイベントとなりました。

 

 

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